新遊具にちびっ子歓声 ナウマン公園 まちマイ幕別編
夏休みに入り、ナウマン公園(忠類白銀町)の新遊具がにぎわっている。テントを張って長時間滞在する家族連れの姿が目立ち、中には日高や釧路など遠方からの来場者もいる。人気の秘密は管内随一の水の広場と、なが~い滑り台。ちびっ子たちの新しいプレイスポットになっている。
真夏日が続いた今月中旬、水の広場は大混雑。池は大人の膝下以下の深さで、水着姿や裸ではしゃぐ子どもの歓声がこだました。
今月初旬には長さ6.7メートル、幅8メートルの「親水滑り台」が完成。高さ3メートルから、水路の池に向かって滑り降りる。親水滑り台で2、3回遊んだという大坂ジャスミン玲さん(11)=忠類小6年=は「スピードが出て、迫力がある。今はプールよりこっちで遊びたい」と楽しんでいた。
昨年秋に完成したローラー滑り台は高低差7メートルで、長さは何と40メートル。地域のシンボル・ナウマン象の鼻をイメージした。結構なスピードが出てスリル満点。このほか2.5メートル四方のネットを組み合わせたトランポリン、ロープでできたジャングルジム、4連ブランコもある。
日高管内えりも町から家族5人で訪れた女性(32)は「昨年来たときは工事中だったので、完成が楽しみだった。小さい子でも安心して遊ばせられる」と、笑顔で話していた。(文・眞尾敦、写真・助川かおる)
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