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定期観光バス始動 今季は体験7コース

バスガイドから第1便の記念品を受け取る乗客(左)

 管内の観光地をバスで巡る十勝バス(野村文吾社長)の「とかち定期観光バス」が3日、今季の運行を始めた。9月まで。

 バス運賃と施設の入場・体験料を組み合わせたガイド付きの観光バス。37年目の今季は、6、9月は土・日曜と祝日、7、8月は毎日運行し、行く先や時間帯によって内容が違う計7コースを設定した。チーズ作りやイチゴ狩り、ヒツジとの触れ合いなど体験型の施設をコースに入れた。今月はイチゴ園(幕別)や池田のワイン城、帯広競馬場などを回る。

 3日は帯広駅バスターミナルを午前9時10分発の第1便に、東京都と韓国の女性2人が予約した。出発式で同社の長沢敏彦事業本部長が「7つのコースがあるので、違う十勝を見てほしい」とあいさつ。東京都の会社員蔵本千鶴子さん(63)は「ばんえい競馬のバックヤードツアーが楽しみ」と話し、バス旅に出発した。

 バスは予約制。料金は1日コースが大人5000円など。問い合わせは同社帯広駅バスターミナル案内所(0155・23・5171)へ。(安田義教)


◆関連ページ
2017年夏~秋 とかち定期観光バス運行のお知らせ-十勝バスホームページ

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