警察業務に理解深める 管内5署でポリスDEナイト
十勝管内の5警察署(帯広、池田、本別、新得、広尾)で9日夜、初めてのイベント「ポリスDEナイト」(道警釧路方面本部主催)が行われた。住民らが訪れ、署の見学や体験を通して警察業務に理解を深めた。
帯広署では、午後5時半の開始前から多くの人が訪れる人気ぶり。夜光反射材に光を当てて効果を実感したり、自分の指紋を磁性粉末などで検出する鑑別、警察官の装備品や制服の着用など、普段はできない体験を楽しんだ。
警察官を目指す宮下海輝さん(帯広工業高2年)は「(DVDの映像で)警察学校で柔道や剣道の初段を取得できることを知ったり、直接、警察官の方と話ができたりして参考になった。将来は強くて信頼される警察官になりたい」と目を輝かせた。
同署警務課の太田めぐみさんは「予想以上の来場があった。警察の仕事に興味を持ってもらえてうれしい」と話していた。(藤島諒司)