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GW雪の幕開け、行楽地や交通混雑

雨の中、入場者プレゼントの十勝あんぱんを受け取った来場者たち(29日午前10時ごろ、塩原真撮影)

 ゴールデンウイーク(GW)が幕を開けた29日、十勝管内は全域で雪に見舞われた。帯広測候所によると、28日夜から29日正午までの降雪量は中札内村上札内13センチで、上士幌、帯広泉12センチなど。管内の一部観光施設は29日のオープンを延期したが、帯広競馬場で開幕した初の食イベント「うまちかwithばんえい競馬」や夏季営業初日のおびひろ動物園などは親子連れらでにぎわった。

 管内外のグルメが一堂に会した「うまちか-」(食とカチを考える会主催、市、十勝毎日新聞社共催)は午前10時の開幕前から、大勢の市民や観光客らが競馬場正門前に並んだ。食を柱とした地域振興「フードバレー」に取り組む十勝、静岡県富士宮市、熊本県南地域の3地域のグルメや物産が勢ぞろい。豚丼や牛とろ丼、新得そば、くしろザンギなど管内や釧路のグルメの他、「富士宮やきそば」、くまモングッズなど静岡、熊本からそれぞれの名物の販売もあった。

 芽室町で農業をしている小丹枝祐典さん(37)は5人家族で来場。「雨だったので仕事ができなかったが、おかげで家族で遊びに来ることができた」とうれしそうに話していた。

 午前11時45分には、同競馬場のコースで同イベントに合わせた特別競走「お子様チャレンジばんえい」も開かれた。小学3年生以上の子ども5人がばんえい騎手とばん馬のそりに搭乗。本番さながらのレースを繰り広げた。島津新騎手と一緒にスーパーウィン(牡12歳、岩本利春調教師)に乗って優勝した札幌明園小学校3年の水口にこさん(8)は「優勝できてうれしい」と喜んでいた。

 2日目、最終日も開幕時刻は午前10時。30日は午後8時半、最終日は同4時まで開催する。


◆うまちかwithばんえい競馬について
うまちか with ばんえい競馬2016-WEB TOKACHI

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