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「春」目指し1950人 公立高校で一般入試

緊張した空気が漂う中、試験開始を待つ受験生たち(3日午前8時45分ごろ、帯広緑陽高校で。金野和彦撮影)

 2016年度の公立高校一般入試が3日、道内で一斉に行われた。十勝管内では、20校で約1950人が「15の春」に向け試験に臨んだ。

 道教委が2月29日に発表した最終倍率(同24日現在)では、管内全日制は実募集人員1812人に対して1948人が出願した。市内普通科の倍率は帯広柏葉、帯広三条、帯広緑陽がともに1・2倍。職業科は帯広工業が各科1・6~1・8倍、帯広南商業が1・3倍。総合学科は清水が1・2倍、池田が1・6倍。定時制は帯広柏葉の40人に対して23人が出願している。

 帯広緑陽高校(広海拓校長)は、実募集数134人のところ167人が出願した。受験生は午前7時ごろから緊張した様子で同校を訪れ、校内の5会場に分かれて試験を受けた。午前9時20分から最初の試験の国語が始まり、受験生は開始の合図と同時に問題に取り組んだ。

 学力検査は午後3時半まで、国語、数学、社会、理科、英語の順に試験を行う。一部高校では4日に面接試験が行われる。

 十勝毎日新聞社の調べによると、全日制の欠席者(辞退含む)は199人で、正午現在、開始時間の遅れなどは報告されていない。

 合格発表は16日午前10時。(松田亜弓)



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