躍動感あふれる筆さばき 高校生が書道パフォーマンス
十勝管内高校の書道部による「書き初め2016~パフォーマンス書の展」が2日午前11時、藤丸7階の特設会場で始まった。生徒たちは音楽に合わせた躍動感あふれる筆さばきで集まった買い物客らを魅了し、新年の訪れを祝った。
同展の初売りに合わせた新春恒例イベント。4日までの日程で管内10高校の書道部が迫力の書を実演し、5日まで作品が会場に展示される。
帯南商高(酒井柚子部長)は1、2年部員12人が「寿申」という今年のえとにちなんだ縁起の良い文字をしたためた他、音楽に合わせたパフォーマンスを披露。観客が手拍子で盛り上げる中、縦1・8メートル、横7メートルの巨大な紙に歌詞の一部と「飛翔」を力強く書き上げた。
見学していた池田町の横田照子さん(73)は「若さと強さが伝わってくる。自分も何か書を書いてみたい気持ちになった」と感激していた。
3日は帯広大谷、帯広緑陽、江陵、帯広北が実演。4日は帯広三条、池田、芽室、音更の各高校が午前11時から披露する。
(高津祐也)