五輪5選手、幕別で笑顔
交流会やトーク 町出身の福島選手ら
【幕別】町出身でオリンピック出場経験がある現役5選手が1日、町に集結し、子どもたちとの交流会やトークショー(町教委主催)が開かれた。
集まったのは、リオデジャネイロ五輪に出場した陸上の福島千里(28)、マウンテンバイクの山本幸平(31)、女子7人制ラグビーの桑井亜乃(27)の3選手、スピードスケートでソチ出場の高木菜那選手(24)とバンクーバー出場の美帆選手(22)の姉妹。
スマイルパークで開かれた交流会には町内小・中学生約80人が参加し、各選手の競技を体験。その後、5人そろって記者会見も開かれ、福島選手は「同郷の選手に刺激をもらっている。5人でイベントができて幸せ」と笑顔だった。
町百年記念ホールでは5人がトークに参加。山本選手は東京五輪へ「35歳でも行ける」と意欲を示し、桑井選手は「応援のおかげで思い切ったプレーができた」と感謝。高木姉妹は韓国平昌五輪(2018年)に向けた取り組みを話し、夏季選手について「3人出るのはすごい」とたたえた。
幕別について5選手は「ご飯がおいしい」「スポーツが盛ん」「自然が豊か」と、思いを語り合った。(松村智裕、眞尾敦)