雨や疲労に負けずゴール 12時間耐久ママチャリレース
【更別】「全日本ママチャリ12時間耐久レース」(実行委主催)が26日、更別村の十勝スピードウェイ(TIS)で行われた。参加者は雨の中、午前0時にスタートし正午にゴールした。帯広の「チームときおKBC」が全クラス単独トップの132周でフィニッシュした。
今年で18回目で、12時間耐久は昨年復活し2年連続での開催。全国から169チーム、約1600人が参加した。1チームは2~10人で、1周3・4キロのコースをママチャリで周回し、12時間での総周回数で順位を争った。
レースに先だって前夜祭が25日午後10時から行われた。会場内のキャンプスペースではバーベキューを楽しむ人も。職場の仲間と初参加した帯広の吉田薫さん(27)は「思い出に残る大会にできたら」と話していた。
スタートと同時に参加者は一斉にペダルを踏み込んだ。白衣やメイド服を着るなど、ユニークな仮装をした参加者も多かった。
中札内高等養護学校の卒業生らによる「中高養ライダーズ」には、手作りのウルトラマンコスチュームを着た参加者も。製作した草野貴光さん(40)は「卒業生にとっても生活に張りが出る。参加し続けたい」と話していた。
午前6時には6時間耐久のモーニングクラスと中学生以下のジュニアクラスがスタート。札幌市から家族で参加した小学5年生の永島綾乃さん(10)は「また参加したい」と楽しそうだった。(村田壮一朗)
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・◆全日本ママチャリ12時間耐久レース(26日・TIS)-十勝毎日新聞電子版(2015/07/27)
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