声援背に 全力 中学校で体育祭
十勝管内中学校の体育祭シーズンが到来した。28日は午前中から徐々に晴れ間が広がり、午後0時半までの最高気温は帯広で18・3度と、まずまずの天候に恵まれた。27日の雨でグラウンドの水はけが進まず延期した学校もあったが、予定していた多くの学校では、生徒たちが声援を受けながら練習の成果を発揮し合った。
今年度70周年の節目を迎えた帯広第一中学校(笹木卓三校長、生徒469人)は午前9時から行われた。開会式では、笹木校長が「見ている人に元気と感動を与えられるよう、懸命に競技に臨んで」、遠藤美沙生徒会長(3年)が「勝敗だけでなく練習で培ったクラスの絆をより深めよう」とあいさつ。保健体育委員会の小森夏花会長(同)が選手宣誓した。
午前は各学年男女に分かれて「3人4脚リレー」「十勝川下り」などの競技で競った。3年女子の「全員ムカデ」では、各クラスの女子全員が足をロープで結んで競争。掛け声と息を合わせ進む姿に、大きな声援が送られた。
十勝教育局によると、十勝管内中学校の体育祭は6月3日まで行われる。(松田亜弓)
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