来場者は総立ち 北大生ダンサー招き実演 帯広連盟が会員増目指す
帯広圏ダンススポーツ連盟(國安廣美会長)は10月28日、帯広市内のとかちプラザ・軽運動室で、北海道大学競技舞踏部(村田涼輔部長)を招いた会員拡大事業「ダンスのきらめき」を開いた。
同連盟は道東地方を統括しているが、十勝管内の会員が多く、管外の会員増を目指している。競技ダンスをしている人たちに同連盟に興味を持ってもらおうと会員拡大事業を初めて開いた。「若い力を借りたい」(國安会長)と大学生を招待した。
この日は会員など約180人が参加。釧路や北見からの参加者もいた。来賓として帯広ボールルームダンスアスリート協会の三崎綾一会長、函館圏ダンススポーツ連盟の福士博司会長らが出席した。
決まった組が演技を発表するドレストライアルのほか、踊る相手がランダムとなるミキシング、ワルツやルンバなどのフリーダンスが行われ、会員らが練習の成果を披露。同部からは部員10人がフリーダンスなどに参加したほか、ラテンの秋山勇太朗(4年)・ソランキソニア(同)組などが情熱的なデモンストレーションを行い、来場者は総立ちで拍手を送った。
村田部長は「立ち上がって拍手をもらったのは初めてで楽しかった。来てよかった」と話していた。参加した帯広市の岡田美智子さん(73)は「いつも以上に活気のあるパーティーで、エネルギーをもらった。管外の人へのアピールになれば」と語った。(北村里沙)