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「きつね日和」が武者修行中! 帯広出身のおいなり達也さん、5日に札幌でライブ

「帯広や札幌でも活躍したい」と意気込むおいなり達也さん(左)と松本さん。全国ツアーをステップに今年のM-1に臨む(本人提供)

 【札幌】帯広出身のおいなり達也(本名=林達也)さん(30)と松本昌大さん(31)による漫才コンビ「きつね日和」が5日、札幌市内でお笑いライブを開催する。2025年のM-1グランプリに向けた武者修行を兼ねた全国ツアーで、おいなりさんの母校・札幌ミュージック&ダンス・放送専門学校で単独公演を行う。2人は「みんなに名前を覚えてもらい、帯広や札幌でも活躍できるようになりたい」と意気込んでいる。(奥野秀康)

 おいなりさんは、帯広啓北小、帯広第一中、帯広大谷高卒。高校の頃「テレビタレントになりたい」という憧れを抱き、札幌ミュージック&ダンス・放送専門学校に進学して腕を磨いた。相方の松本さんは石川県金沢市出身。地元の高校を出て東京の大学に進学、卒業後は小売り大手に就職したが、「漫才師になりたい」という幼い頃の夢を忘れられず、挑戦の道を選んだ。

 コンビ結成は2019年でM-1では23年、24年と2年連続で準々決勝に進出。業界内では名前が浸透して東京でテレビやラジオなどの仕事が少しずつ増えつつあるが、2人は「世間の知名度はまだまだ」と感じてる。このため、今年はM-1準決勝を目指して一念発起。クラウドファンディング(CF)で支援を受けて、金沢・大阪・札幌・東京を回る初の全国ツアーを実施した上で、大会に臨むことにした。

 既にライブを終えた金沢、大阪では一定の手応えをつかんだが、北海道では「もっともっとウケたい、人を呼びたい」「いつか北海道に根を張って仕事ができるように名前を知ってもらいたい」と話している。

 今回のツアーでは「子どもたちに『お笑い』の魅力を知ってほしい」と高校生以下のチケットを無料にしている。自身のファンと共に帯広を巡るツアーを実施するほど「十勝愛」が強いおいなりさんは「故郷のお客さんにも成長した姿を見せたい。少し遠いが、札幌まで足を延ばしてもらえれば」と話す。

 札幌公演は5日午後7時に開演し、同8時に終了予定。チケットの購入は、専用ページへ。

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  • 「帯広や札幌でも活躍したい」と意気込むおいなり達也さん(左)と松本さん。全国ツアーをステップに今年のM―1に臨む

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