水谷選手の強肩、田宮選手のキャッチングに歓声 ファイターズ2選手が緑丘小訪問
プロ野球の北海道日本ハムファイターズに所属する水谷瞬外野手(23)と田宮裕涼(ゆあ)捕手(24)が28日、帯広緑丘小学校(川上裕明校長、児童470人)を訪れ、児童とトークやゲームで交流した。
球団が2023年から振興局単位で交流事業などを行う北海道応援大使プロジェクトの一環。24年は十勝総合振興局が対象で、選手たちが管内の市町村を訪問している。
緑丘小を訪れた両選手は、児童の前でキャッチボールを披露。強肩が武器の水谷選手が投げるボールの速さに、児童からは一球一球歓声が上がった。「ゆあビーム」で知られる田宮選手は、けがの影響でキャッチングに専念。選手の手前でバウンドするボールも見事なグラブさばきで捕球すると、大きな拍手が送られた。
2選手は質疑応答や玉入れ競争などで児童と交流を深め、「(本拠地の)エスコンフィールドにぜひ観戦しに来てほしい」(水谷選手)、「来年は優勝できるよう頑張るので応援してほしい」(田宮選手)と児童に呼び掛け、それぞれサイン色紙を学校にプレゼントした。
児童会長の矢竹咲季さん(6年)が「楽しい時間をありがとうございました」とお礼の言葉を述べ、全校児童で「夢のつぼみ」の合唱を披露し、両選手に感謝を伝えた。(大谷健人)
水谷選手の強肩、田宮選手のキャッチングに歓声 ファイターズ2選手が緑丘小訪問