ととのった後の一食、競う 帯広駅周辺42店参加し「サウナ飯―1グランプリ」 30日まで投票受け付け
帯広観光コンベンション協会(梶原雅仁会長)と十勝サウナ協議会(後藤陽介会長)は30日まで、サウナ後に食べる「サウナ飯」を競う「S(サウナ飯)-1グランプリ」を開催している。JR帯広駅から半径約2キロ圏内の飲食店42店が参加し、各店で投票を受け付けている。
豚丼に次ぐ新たなご当地グルメを生み出す目的で企画した。後藤会長によると、サウナで汗をかき“ととのった”後は、味覚がより敏感になって食事がおいしく感じられるという。参加各店は、サウナ後さらに汗をかくスパイシーな料理や爽やかにクールダウンできるドリンクなど、さまざまなメニューでエントリーしている。
ベトナム料理店のベトナムバル333(市大通南12)では、今回のイベント用に考案した「十勝野菜と魚介のチリ鍋」(1800円)を提供。トウガラシペーストとベトナムの調味料で味付けし、エスニック風の本格的な辛さの中にイカやアサリなど魚介のうま味が感じられる。
グランプリは、実際に食事した来店客による投票で決定する。10月15日に開始し、現在の投票数は500票ほど(事務局発表)。投票期間終了を前に、後藤会長は「地域を挙げて大会のような形で行うサウナ飯グランプリは、おそらく日本初。実際に投票して十勝のサウナ観光と食をさらに盛り上げてほしい」と呼び掛けている。(児玉未知佳)
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