帯工高の女子生徒が動画出演 環境土木科の魅力をPR
帯広工業高校(大西益巳校長)環境土木科の1~3年生の全女子生徒9人が、同学科の魅力を中学生にアピールする動画を制作し、同科のホームページで公開している。
同科では今年度入学生が定員40人に対し27人と「定員割れ」の状況に。1日体験入学の申し込み状況などから、来年度入学生も定員割れが続く恐れがあるという。
志望者減の状況を変えるための施策の一つとして、女子中学生にも興味を持ってもらおうと、岡本博教諭が動画作成を企画。生徒が「環境土木のイメージを変えたい」と協力した。
動画に出演したのは、3年生の西嶋夕那さん、山内陽菜さん、2年生の大島優希さん、菊地胡桃さん、菅野はるさん、1年生の大沼菜央さん、藤山愛理さん、手塚真結香さん、三木亜珠華さん。
動画内ではそれぞれが資格取得へのサポート、就職率の高さ、教員陣の魅力などを語り学科をPR。西嶋さんは「女子だからという理由で困ったことはなく、中学生のみなさんに興味を持ってもらいたい」、山内さんも「(環境土木科は)女子生徒は少ないが、学年を超えて仲が良いのも特徴」と語り、動画をきっかけに多くの中学生が興味を持つことに期待を寄せている。(大谷健人)