護衛艦「いせ」が十勝港に初入港 ２２日まで一般公開
十勝港に初めて寄港した護衛艦「いせ」。地元関係者の歓迎を受けた（２０日午前９時ごろ、石原秀樹通信員撮影）
【広尾】海上自衛隊の護衛艦「いせ」が２０日午前、広報活動の一環として、広尾町内の十勝港に初めて寄港した。関係者や一般住民に内部が公開され、大勢の見学者が訪れた。２２日まで一般公開される。
いせは基準排水量１万３９５０トン、全長１９７メートル。乗員は３８０人で、哨戒ヘリコプターなどを搭載している。同型の護衛艦「ひゅうが」は２０１０年７月に十勝港に寄港、１万６８００人の見学者が訪れた。
８日に母港の佐世保を出発。仙台、大湊を経由し、２０日午前８時２０分、十勝港に入港した。十勝港第４ふ頭で歓迎式典が開かれ、入港歓迎実行委員会の齊藤政明会長、広尾町の田中靖章町長が歓迎のあいさつ、来賓の中川郁子衆院議員が祝辞を述べた。
第２護衛隊群司令の清水徹海将補は「温かい歓迎に感激している。十勝港の寄港を契機に自衛隊の魅力を広く伝えたい」と述べた。
２１日は午前９時～午後４時、２２日は午前９時～正午に一般公開する。入場無料。（能勢雄太郎）
海上自衛隊 護衛艦「いせ」が十勝港に初入港
護衛艦「いせ」 ２２日まで一般公開で入場無料
