GW最終日も活気 道の駅おとふけにキャンピングカーずらり
最大10連休となった今年のゴールデンウイーク(GW)。道東自動車道・音更帯広インターチェンジに近い「道の駅おとふけ」には期間中、キャンピングカーの車中泊利用者らが多く訪れ、最終日の6日も朝からにぎわいを見せている。
6日午前7時ごろ、同道の駅駐車場では、眠い目をこすりながら支度をする観光客らの姿が目立った。そのほとんどが、キャンピングカーや大型車で、札幌や釧路など道内ナンバー。中には「なにわ」や「多摩」など、道外ナンバーの車もあった。
札幌市から家族3人で訪れた石川伸治さん(56)は、1月に買ったばかりのキャピングカーで5泊6日の道東観光を楽しんだ。阿寒や知床などを周遊し、6日は十勝を観光して下道で帰る予定。「車中泊での旅行は時間や場所にとらわれないので、ゆっくりできて良かった」と笑顔だった。
同道の駅の山本茂貴支配人(オカモト)は「GWは朝から駐車場が満車状態が続く。休憩も含めると体感だが、通常の2倍以上の利用がある」と話していた。
同道の駅に隣接する柳月スイートピア・ガーデン店では、数量限定の名物・三方六の切れ端を求めて開店前から列ができるなど、最終日も十勝管内の観光地などは多くの人でにぎわった。(児玉未知佳)