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白樺学園が女子初V 男子は帯三条 バレーボール横田忠義杯道高校大会

【女子決勝・白樺学園―帯大谷】第3セット、攻撃を仕掛ける白樺学園のレフト・奥村真奈主将(右)

 バレーボールの第14回横田忠義杯道高校大会(帯広バレーボール協会主催)が16~18日、帯大谷高などで行われた。女子決勝は、白樺学園が帯大谷を2-1で破り、初優勝した。男子は帯三条が8年ぶり2度目の優勝を果たした。道内外から女子は12チーム、男子は13チームが出場した。(新井拓海)

白樺学園、激闘を逆転勝利 春高十勝予選へ弾み
 激戦を乗り越え白樺学園が初優勝をつかんだ。8月の理事長杯高校大会に続く制覇を果たし、この後控える全日本高校選手権十勝予選に向けて弾みを付けた。

 理事長杯の準決勝でも2-1と競った帯大谷との決勝は、第1セットを22-25で落とした。第2、3セットは共に25-23で、最後まで競り合っての逆転勝利だった。第3セット最終盤は、22-21からレフトの大和田麻弥(3年)が強烈なスパイクを連続で決め、帯大谷の猛追を振り切った。勝利に涙するほど闘志がぶつかり合った。

 拭い切れない後悔がチームを突き動かしている。5月の全十勝高体連は3位で全道進出を逃した。この経験が1点への執着心をチームに植え付けた。奥村真奈主将(3年)は「その時で引退した3年生もいる。絶対に全道にいく気持ちで改めて練習しており、集大成としてどこまでやり切れるか」と気合十分。

 昨年は3年生1人のチームで挑んで全道16強だった春高への道だが、今年はセンター・古徳結愛、セッター・川西麻衣らも含め最上級生4人が核となる。「優勝へ、チームの気持ちが増している」と羽原悠紀監督も選手の熱意を実感する。全選手で球への反応をもう一段高め、春高に向け十勝予選は首位通過する決意だ。

※関係分
【女子】
◇決勝トーナメント
▽1回戦
北見柏陽 2-0 帯三条
帯緑陽 2-0 網走南ケ丘
▽2回戦
帯大谷 2-0 帯柏葉・帯大谷合同
北見柏陽 2-0 帯緑陽
白樺学園 2-0 帯農
▽準決勝
帯大谷 2-1 鶴岡東(山形)
白樺学園 2-0 北見柏陽
▽決勝
白樺学園 2(22-25 25-23 25-23)1 帯大谷

【男子】
◇決勝トーナメント
▽1回戦
帯柏葉 2-0 富良野
帯工 2-0 別海・根室合同
白樺学園 2-0 静内
▽2回戦
帯三条 2-0 帯農
網走南ケ丘 2-0 帯柏葉
白樺学園 2-0 帯工
▽準決勝
帯三条 2-1 網走南ケ丘
白樺学園 2-0 室蘭工
▽決勝
帯三条 2(25-21 25-22)0 白樺学園

関連写真

  • 女子優勝の白樺学園

    女子優勝の白樺学園

  • 男子優勝の帯三条

    男子優勝の帯三条

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