長崎の食と文化味わって、23日からにじいろ食堂で長崎フェア 士幌
【士幌】道の駅ピア21しほろ内のレストラン「にじいろ食堂」が、長崎県の魅力を伝える「長崎フェア」を開催する。23~26日の4日間。同食堂スタッフの小林勇太さん(32)は「十勝の人に長崎の食や文化を知ってもらい、良さを味わってもらえれば」と来場を呼び掛けている。
小林さんと妻の玲子さんは士幌町に来る前に、同県の佐世保市や大村市などで約5年間生活。多くの離島や半島があり、美しい自然と豊富な食・観光資源に恵まれた長崎の良さを来店客に伝えたいと企画した。
食堂では和華蘭文化の中で生まれ育まれた「皿うどん」や、落花生を入れるのが特徴の煮込み料理「にごみ」を提供。館内のブースではお土産として、エビのすり身を軟らかな食パンで包んで揚げて作るハトシロール、長崎を代表するスイーツのカステラを販売する。
場内は「長崎ランタンフェスティバル」のように、中国ちょうちんで華やかな飾り付けて来店客をもてなすほか、ドローンで撮影したリアス海岸と大小208の美しい島々が密集する九十九島(くじゅうくしま)や、ハウステンボスなどを紹介する動画も流す。
館内ブースは午前10時~午後4時。にじいろ食堂での料理提供は午前11時~午後3時。25、26日はお土産の販売のみ行う。問い合わせはat LOCAL(01564・5・5111)へ。(大健太郎)