「かま栄」緊急販売 藤丸から道の駅おとふけで再び 200セット限定で22、23日
【音更】百貨店・藤丸の閉店により、惜しまれながらも十勝管内では店頭販売がなくなった「かま栄」(本社・小樽市)の揚げかまぼこが22、23の両日午前10時から、道の駅おとふけ(愛称・なつぞらのふる里、音更町なつぞら2)で“緊急特別企画”として販売される。同道の駅の指定管理者のオカモトによると、5月以降も数量限定の継続販売を予定している。
かま栄本社で揚げたてのかまぼこを高速道路で直送する。道東道の音更帯広インターチェンジの出入り口付近にある同道の駅は陸送に適しており、小樽市から3時間ほどで輸送できる。
両日に販売するのは、「なつぞらのふる里オリジナルバラエティーセット」。(1)ひら天(2枚)(2)きんぴら(3)みそ南蛮(4)チーズちくわ(5)パンロール(6)きくらげ天(期間限定品)の6種7枚入り1620円で、各日200セット限定。直売所「なつぞら市場」で販売する。
同道の駅では15、16の両日に移転オープン1周年記念感謝祭で、揚げかまぼこを数量限定で販売した。予想以上の大好評を得たことから、オカモトが同社に緊急企画を相談し、快諾を得た。オカモトでは「揚げたてのおいしさを楽しんでもらいたい」と話している。
かま栄は藤丸の地下食品フロアに十勝管内で唯一の店を構え、藤丸閉店時も行列ができる人気だった。
問い合わせはなつぞら市場(0155・65・0931)へ。(内形勝也)