とかちプラザでヒグマ学習イベント、スギちゃんも登場 NHK
NHK帯広放送局が主催するヒグマをテーマにした体験型学習イベント「見て 感じて 遊んで ディープラーニング・ヒグマ!」が30日まで、帯広市内のとかちプラザで開かれている。
市街地に現れるクマ「アーバンベア」はどうして出現するようになったのか、どう意識を変えるべきかなどを考えてもらおうと、子どもを対象に企画した。趣向を凝らした展示や講演などで、クマとの共生の在り方を伝えている。
初日の25日には、お笑い芸人のスギちゃんと子どもら105人と共に、酪農学園大学の佐藤喜和教授からヒグマの生態や遭遇した際の注意点などを学んだ。帯広川西小3年の菅澤暖君は家族3人で参加。「スギちゃんのギャグが面白かった。鈴を付けて学校に行きたい」と、もらったクマ鈴を手に笑顔を見せた。
館内のアトリウムには迫力のあるクマの剥製が展示され、毛皮を自由に触れることができるコーナーもある。段ボール迷路を楽しんだ帯広明星小3年の宮形あかりさんは「クイズがあってヒグマのことが知れたし、迷路も妹と遊べてとても楽しかった」と話した。
講演などは26日で終了。アトリウムの展示は30日まで。午前10時~午後5時。入場無料。(高井翔太)