「刺さるような冷たさ」40人がアヴァント体験 フィンランドサウナフェス
【新得】本場フィンランドや十勝のサウナ文化を発信するイベント「フィンランドサウナフェス in TOKACHI」(十勝サウナ協議会主催)が24日、帯広市内の北海道ホテルで開幕した。2日目の25日は、新得町の湯宿くったり温泉レイクイン(新得町屈足)に会場を移し、湖を水風呂の代わりにして楽しむアヴァントやフィンランド料理の体験が行われた。
アヴァントはフィンランド発祥のサウナ文化。日本国内の温泉施設では、レイクインのみで体験できる。水温は約0度と冷たいが、この日は風も弱く太陽も照った絶好の“アヴァント日和”。約40人の参加者が屈足湖の景色を眺めながら湖につかり、アイスカルーセル(湖の氷を円形に切り出し、メリーゴーラウンドのように回る遊び)を体験した。
友人と参加した札幌市内の会社員片桐圭一さん(30)は「刺さるような冷たさだったが気持ちよかった。アイスカルーセルでは、ゆったりとした時間を味わえた」と楽しんでいた。
イベントは26日も開催。午前10時半~午後4時まで。(吉原慧)
40人がアヴァント体験 フィンランドサウナフェス