帯工業高、白樺学園高も応援 北京五輪スケート出場の村上、堀川、郷選手母校
北京冬季五輪(4日開幕)に出場するスピードスケート選手の出身校の帯広工業、白樺学園の両高校に、「祝 北京オリンピック」の文字が入った懸垂幕や横断幕が掲げられている。
村上右磨選手の出身校帯広工業高校(稲津誠校長)では1日、校舎の正面に幅90センチ、長さ8メートルの懸垂幕が設置された。同窓会やPTAなど3者が寄贈した。
稲津校長は「教壇に立っていたころ、電気科の中でも文武両道に秀でた彼を見てきた。頑張り屋だった。12日の500メートルでは力を発揮してほしい」と話した。
白樺学園高校(嶋野幸也校長)では、現役高校生の堀川桃香選手と、2大会連続2度目の郷亜里砂選手の応援に力を入れる。校内には幅1メートル20センチ、長さ4メートルの懸垂幕、校舎入り口には横断幕を用意した。
奥泉慶泰教頭は「堀川選手には、何よりも試合を楽しんでほしい。スケート部の仲間とはビデオ通話で言葉を交わしているよう。離れていても応援する気持ちは伝わっていると思う」。郷選手については「メダルの可能性がある選手。本人の納得するレースをしてほしい。感染対策に注意しながら、学校や下宿先から精いっぱい応援したい」と話した。(牧内奏)