「日高山脈襟裳十勝国立公園」の実現を 十勝圏活性化推進期成会と日高町村会
【札幌】十勝圏活性化推進期成会(会長・高橋正夫十勝町村会長)と日高町村会(会長・坂下一幸様似町長)などは26日、札幌市内の環境省道地方環境事務所を訪れ、日高山脈襟裳国定公園の国立公園指定に関する要望書を提出した。国立公園の指定後に名称を「日高山脈襟裳十勝国立公園」とするよう希望するもので、十勝と日高の関係者が合同で要望活動を行うのは初めて。
高橋会長と坂下会長が、同事務所の櫻井洋一所長に手渡した。高橋会長と坂下会長は両地域が協調し、地元への説明なども丁寧に実施しながら、指定化に向けた取り組みを進めていることを伝えた。
櫻井所長は「名称は環境省の中央審議会で(1)知名度(2)分かりやすさ(3)国立公園にふさわしいかどうか-の観点で審議される」と、決定のプロセスを説明した。(奥野秀康)