紫の甘い香り とてっぽ通の藤棚が見頃
一面に甘い香りを漂わせるフジの花（２６日午前１１時１５分ごろ、帯広市西７南１９。塩原真撮影）
帯広市内の北海道ホテル（西７南１９）に隣接する「とてっぽ通」で、フジの花が見頃を迎えている。同通りの休憩所に配置された藤棚には紫色の花が美しくしだれ、風になびいて甘い香りを漂わせている。
藤棚は高さ約２・５メートル、全長約２０メートル。遊歩道の一環として約３０年前に整備された。毎年５月下旬から６月上旬に見頃になる。
２６日午前は、立ち止まってカメラで撮影する市民の姿も見られた。市内に住む女性（６７）は「見頃だと思い散歩した。とてもきれい」と話していた。（川野遼介）
