観光列車記念ラベルの十勝ワイン2種あす発売 池田
【池田】町ブドウ・ブドウ酒研究所(安井美裕所長)は28日、豪華観光列車「ザ・ロイヤルエクスプレス」の初便運行に合わせ、同列車記念ラベルを施した「山幸2017赤」(720ミリリットル)と「セイオロサム2019白」(同)をワイン城限定で発売を開始する。
2種類の十勝ワインは、乗客らが立ち寄るワイン城のレストランでも振る舞われる。
記念ラベルは、観光列車をデザインした工業デザイナーの水戸岡鋭治さんが手掛けた。ブドウの果実、枝・葉をイメージした列車の内装デザインと同じで、ラベル中央付近に列車のロゴマークを施した。
山幸は独自品種の山幸を原料とし、発酵後にフレンチオーク樽(だる)で約1年間熟成。野趣あふれる独特の花のような香り、酸味とコクの調和がとれた赤ワイン。セイオロサムは3種類の道産ブドウ(ケルナー、バッカス、モリオマスカット)をブレンドしたバランスのよい白ワイン。
2種類のワインはセット販売(ワインオープナー付き)で6850円。単品は山幸が3600円、セイオロサムは3000円。販売期間は同列車が運行する9月15日まで。
同研究所は「豪華観光列車に乗って旅している気分を味わってもらえれば」と話している。問い合わせは同研究所営業係(015・572・2467)へ。(内形勝也)