カンガルーの生態など楽しむ おびひろ動物園で「よるの動物園」
おびひろ動物園(柚原和敏園長)で25日、開園時間を午後9時まで延長する「よるの動物園」が開かれた。家族連れなどが訪れ、日中は見られない、元気に動き回る夜行性動物たちの様子を楽しんだ。
毎年恒例の人気行事。今回は新型コロナウイルスの感染防止対策として、例年実施していた夜間のスポットガイドと遊具の運行は取りやめた。
カンガルー舎では、アカカンガルーが餌を食べたり、舎内を走り回ったりする姿が見られた。音更町から友達3人で訪れた高橋美優さん(14)=緑南中3年=は「夜間の動物園は初めて。カンガルーは普段は奥にいるので、元気に動き回っているのに驚いた」と話した。若者の来場者も多く、柚原園長は「夏のイベントがいろいろ中止になっていることも理由なのかもしれない」と話した。
よるの動物園は26日と8月1、2日にも開かれる。(大木祐介)