人々にたくさんの思い出 おびひろ動物園のナナ旅立つ
4日夜、天国へ旅立ったおびひろ動物園(柚原和敏園長)のアジアゾウ「ナナ」(雌、59歳)。半世紀にわたり来園者を迎え入れてきた園一番の古株で、シンボル的な存在だった。動物園の歴史と共に歩んだナナは...
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来園当初、仮設獣舎で暮らすナナ。体もまだ小さく、来園者と触れ合う機会も。獣舎はこの年に完成した(1964年)
ゾウは40歳を過ぎたら高齢に入るといわれている。少しずつしわが目立ち、歯も少なくなってきたが、ナナは病気をすることなく元気に暮らしていた(2008年)
1973~96年は雌のアジアゾウ「ノン」と一緒。ノンのお姉さんのような存在だったが、ノンの来園当初は展示飼育係にやきもちを焼いたという(1984年)
ゾウを見る親子。動物園で半世紀以上を過ごしたナナは3、4世代にわたって市民らから愛され、道内外にファンも多かった(1973年)