「奇跡の経済教室」の中野氏が講演 11月23日にかちまいセミナー
前北海道局長の和泉氏とダブル講演
十勝毎日新聞社は11月23日午後2時から、帯広市内のとかちプラザ・レインボーホールで、本紙年間キャンペーン「インフラ再考」の連動セミナー「インフラがつくる十勝の未来II」を開催する。3月に続く第2弾のセミナーで、著書「奇跡の経済教室」が話題を呼んだ評論家の中野剛志氏と、前国交省北海道局長を講師として招く。
中野氏は東大教養学部卒。1996年、旧通産省(現経産省)入省。元京大大学院工学研究科准教授。主な著書に「日本思想史新論」(ちくま新書)、「TPP亡国論」(集英社新書)など。最近は「目からウロコが落ちる 奇跡の経済教室 基礎知識編」(KKベストセラーズ)が話題になった。「地方再生の戦略とは―公共投資と国家財政」と題して講演する。
和泉氏は北大大学院修了。1986年旧道開発庁に入り、国交省北海道局地政課長、道開発局長などを経て2018年7月から1年間、北海道局長を務めた。十勝勤務も経験、道路ネットワークの整備やシーニックバイウェイの推進などに関わる。当日は「地域を拓(ひら)く道路ネットワーク」をテーマに講演する。
入場無料。聴講には整理券が必要で、十勝毎日新聞社本社受付(帯広市東1南8)、勝毎サロン(藤丸7階)、かちまいアカデミー(長崎屋帯広店)で配布している。問い合わせは十勝毎日新聞社編集局(0155・22・2121、担当・能勢、安田)へ。