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大金星に興奮の渦 帯広市内でサポーターら声援 ラグビーW杯

アイルランドを相手に日本が逆転のトライを決め、歓声を上げるサポーター(帯広市内のゴールウェイで)

 「すごい試合だ」「鳥肌が立った」-。ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会で、日本代表2戦目となるアイルランド戦(静岡・エコパスタジアム)が行われた28日夕、帯広市内のパブにはサポーターらが集まり、選手たちに声援を送った。前回大会の南アフリカ戦勝利に続く大金星に、店内は熱気と期待に包まれた。

 市内のパブ「モシャス」(西1南10)では、帯広柏葉高校ラグビー部OBら10人がテレビで観戦した。前半は先制を許したものの、日本がペナルティーゴールを計3本成功させて3点差に迫ると、手をたたいて歓喜の声を上げた。

 寺町篤史さん(35)は「4年前の南アフリカ戦を思い出させる試合展開。日本は後半になっても走り続けるプレーをしているので、期待できる」と勝利を願った。

 そして後半18分。日本が連続攻撃から、この試合初のトライを決めて逆転すると、店内は興奮の渦に包まれた。試合終了後は立ち上がって優勝候補の一角を破った勝利を祝い合い、田口賢祐さん(39)は「選手交代がぴたりと当たり、実力で勝った」と喜んだ。

 市内のアイリッシュパブ「GALWAY(ゴールウェイ)」(西2南10)でも、約30人のサポーターらが大型スクリーンの前で声援を送った。

 原鉄兵さん(39)は「こんなにすごい試合は4年ぶり。全選手が献身的で最高のパフォーマンスを見せてくれた。まずはベスト8、そして優勝を期待したい」と興奮気味に話した。

 日本は10月5日の第3戦(愛知県豊田市)でサモアと対戦する。(高田晃太郎)

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