心の鬼を追い出そう 帯西幼稚園 節分を前に豆まき
節分(3日)を前に、帯広市内の帯西幼稚園(遠藤崇浩園長、園児216人)で1日午前10時半から豆まきが行われた。園児たちが職員扮(ふん)する鬼に「鬼は外、福は内!」と豆を投げ、追い払った。
職員が「みんなの心に潜む食いしん坊鬼や泣き虫鬼などを退治しましょう」と呼び掛けた後、園児約100人が元気いっぱいに豆まきの歌を合唱。突然、ドンドンと不穏な音が鳴り、こん棒を持った赤鬼と青鬼がステージから現れた。
会場は大騒ぎとなり、中には鬼の迫力に泣きだす子も。それでも子どもたちは、鬼に向かって懸命に豆を投げた。
「ちょっと怖かった」と年長の野平桜ちゃん(6)。同じく年長の西田有佑ちゃん(6)は「鬼に捕まらなかったし、心の鬼も退治できた」と安心した表情を見せた。(牧内奏)