個性楽しんで 消しゴムはんこ教室を開く山田さん まちマイ一中エリア編
消しゴム版画家の山田泰幸さん(70)が帯広市内の自宅でワークショップ「消しゴムはんこスタンプ会」を開いている。参加者は山田さんが手掛けたオリジナルの消しゴムはんこで、はがきや紙皿をおしゃれに彩って楽しんでいる。
デザイン関係の仕事に従事していた山田さんは1995年から本格的に消しゴム版画に取り組み始めた。消しゴムはんこの関連本を出版したり、年賀状素材本に採用されたりしたこともある。市内では、かちまいアカデミーなどで講師も務めている。
スタンプ会は、かちまいノースゲート販売店が読者サービスの一環として教室を開きたいと山田さんに講師の相談をしたことをきっかけに、今年4月から毎月実施している。
17日の会では、クリスマスをテーマに開催。サンタクロースや靴下、ヒイラギの葉などのスタンプを使って参加者7人が作品作りに熱中した。啓北小5年の赤間かのこさん(11)は友達3人と参加。「小さいパーツを押すのが難しかったが、きれいにできたので部屋に飾りたい」と笑顔だった。
山田さんは「消しゴムはんこは『簡単、きれい、速い』とシンプルだが、同じ素材でも押す場所や濃さなど個性が現れるのが面白い所。手軽に楽しんで生活の癒やしにしてもらえたら」と話している。
教室の問い合わせは、かちまいノースゲート販売店(0800・800・4505)へ。(藤島諒司)
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