第5旅団が炊き出し とかちプラザなど市内一時休憩所で
温かい白米と豚汁の炊き出しを提供する陸自第五旅団の隊員たち(7日午後6時ごろ、市内十勝プラザで。金野和彦撮影)
陸上自衛隊第5旅団(司令部・帯広、堀井泰蔵旅団長)は7日午後6時ごろ、帯広市内の一時休憩所で無料の炊き出しを行った。
用意したのは、豚汁と白米それぞれ600食分。同旅団の隊員が調理し、市が開設した市内12カ所の休憩所に運んだ。同団が給食支援を行うのは、2016年の熊本地震以来2年ぶり。同団は「住民の方々が一日でも早く通常の生活に戻れるよう、全力で活動を行う」としている。
市内のとかちプラザでは、炊き出しが始まると温かい食事を求めて利用者が列を作った。札幌から市内に観光で来ていた女子大学生(19)は「人生初めての炊き出しはおいしい。8日には帰れそうなので一安心」とほっとした様子。
炊き出しに訪れた立命館大学産業社会学部の坂田謙司教授(59)とゼミ生9人は2~7日、市内で合宿を行い、コミュニティーFMや番組制作について学んだ。坂田教授は「たまたま帯広には多くの友人がいたので、助けてもらった。本当に感謝」と話す。
ゼミ長の荒川海さん(20)とゼミ生の中西陽花(はるか)さん(同)は「久しぶりの手作りで温かいものはうれしい」「おなかいっぱい食べることができた」と笑顔で話した。(細谷敦生)
関連写真
炊き出しの温かい白米と豚汁を味わう人たち(7日午後6時ごろ、市内の十勝プラザで。金野和彦撮影)
炊き出しの温かい白米と豚汁を味わう人たち(7日午後6時ごろ、市内の十勝プラザで。金野和彦撮影)
温かい白米と豚汁の炊き出しを提供する陸自第五旅団の隊員たち(7日午後6時ごろ、市内十勝プラザで。金野和彦撮影)
温かい白米と豚汁の炊き出しを提供する陸自第五旅団の隊員たち(7日午後6時ごろ、市内十勝プラザで。金野和彦撮影)
炊き出しの温かい白米と豚汁を味わう人たち(7日午後6時ごろ、市内の十勝プラザで。金野和彦撮影)
炊き出しの温かい白米と豚汁を味わう人たち(7日午後6時ごろ、市内の十勝プラザで。金野和彦撮影)
温かい白米と豚汁の炊き出しを提供する陸自第五旅団の隊員たち(7日午後6時ごろ、市内十勝プラザで。金野和彦撮影)
温かい白米と豚汁の炊き出しを提供する陸自第五旅団の隊員たち(7日午後6時ごろ、市内十勝プラザで。金野和彦撮影)