スワード市へ親善訪問団出発
帯広市と米国アラスカ州スワード市の国際姉妹都市締結50周年を記念した親善訪問団(団長・米沢則寿市長)が15日、とかち帯広空港からスワード市に向け出発した。団員は現地で開かれる記念式典などに出席し、23日に帰国する。
両市は1968年に国際姉妹都市を締結し、市民同士で草の根交流を進めてきた。今年は米沢市長、大石清一市議会議長や国際交流市民の会、過去にスワードを訪れたことがある市民11人で構成する訪問団が現地に赴く。米沢市長と大石議長らはおびひろ平原まつりに参加するため17日に帯広を出発する。
同空港で訪問団の田中一郎さん(75)は「出発までにスワードのことをいろいろと調べた。帯広よりも小規模な街がどのように成り立っているかも勉強してきたい」と述べた。
滞在中は、過去に訪問団をホストファミリーとして受け入れたスワード市民らと交流するほか、スワード市長の表敬訪問などを予定。スワード最大のイベント「シルバーサーモンダービー」への参加や、ヘリコプターから氷河を見学するなどアラスカの雄大な自然を堪能する。なお、視察には本紙記者も同行する。
(本田龍之介)