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広がり願って風船 花と緑の街づくり運動スタート

運動が広がるよう願って風船を飛ばす参加者(23日午前10時半ごろ、後藤貴子撮影)

 帯広を花や緑で豊かにする「花と緑の街づくり運動2018」(推進会議主催)が23日、市内の十勝リハビリテーションセンター(稲田町基線2)で始まった。

 地域住民と行政、企業が一体となって取り組む緑化事業で、2014年にスタートした。今回は同センター西側の芝生にラベンダー850株などを植栽。周辺地域や、リハビリで同センターを訪れた人を香りで癒やす「香りの小道」をつくった。

 午前10時から同センターでオープニングセレモニーが行われ、関係者約100人が出席。鎌田一推進会議委員長(社会医療法人北斗理事長)の代理で堀江隆幸さん(同事務部副部長)が「北斗の福祉村構想と運動が連動し、豊かな街が生まれることを願っている」とあいさつした。

 推進会議顧問の林光繁十勝毎日新聞社会長・主筆は「ガーデンづくりを進めたり、街を花でいっぱいにしたりする運動は、文化や心を育む象徴的な取り組み。地域の皆さんと共にさらに拡大したい」と述べた。

 記念の種まきでは、堀江さんや林顧問、帯広豊成小6年の佐伯巴菜さん(11)、新明蒼彩さん(11)、同5年の飯田旭君(10)らが希少種のエゾタンポポの種をポットにまいた。

 最後に運動の広がりを願って風船を飛ばし、参加した子どもたちにハーブの種を贈った。(奥野秀康)

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