クリスマス祈り厳か 帯広聖公会幼稚園
帯広聖公会幼稚園(鈴木典明園長、園児104人)の礼拝堂で、14日午前10時20分からクリスマス礼拝が行われた。園児らは厳かな雰囲気の中で祈りを捧げ、キリストの生誕を祝った。
園児の代表6人がろうそくに灯をともしてスタート。「そらにひびくかねが」「かみさまのおやくそく」などの聖歌を、元気いっぱいに披露した。帯広聖公会の松井新世チャプレンがクリスマスの美しさについて話すと、子どもたちは真剣な表情で耳を傾けた。
礼拝の後はお楽しみの会が開かれ、保育士らによる恒例のハンドベル演奏が行われた。その後「サンタがまちにやってくる」を園児が合唱するとサンタクロースが現れ、園児から歓声が上がった。
サンタクロースへの質問コーナーでは、園児の疑問に笑顔で答えていた。プレゼントを渡すと、園児一人ひとりが「ありがとう」とあいさつ。すみれ組の喜多美瑳妃(みさき)ちゃん(5)は「大きな手のサンタさんと握手してもらった」と笑顔で話していた。(折原徹也)