会社や大学の魅力報告 帯広三条高2年生
帯広三条高校の2年生による「職場大学訪問全体報告会」が11月24日、同校で開かれた。さまざまな会社や大学などで研修を経験した生徒たちが成果を発表した。
2年生生徒たちは、今秋の見学旅行で首都圏の会社や大学などを訪れた。生徒の社会観や職業観を育成するとともに、受験勉強への意欲を喚起するのが狙いで、毎年行われている。
報告会では、学んだことを他の2年生や1年生に報告している。今回は職場と大学合わせて23グループがパワーポイントを用いて発表した。
職場訪問をしたグループは会社の概要や業務内容、対応者への質問の答えなどを報告。一般企業のほか、国の行政機関や大使館などさまざまな職場での体験が披露された。スポーツ用品を作る会社を訪れた生徒は「野球用品のイメージが強い会社だったが、実際に最も多いのはバドミントンの製品だと分かりびっくりした」と話していた。
約3分の短い時間の中、映像の切り替えと話すタイミングを合わせるのに苦戦しながらも、クイズを交えるなど工夫を凝らした発表を行っていた。(片山新平)