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精神障害フットサル全国大会に向け道代表帯広で練習

すぱーく帯広での練習会で守備力の強化などを図るリベルダージ北海道の選手ら

 精神障害者フットサルの第17回全国障害者スポーツ大会愛顔(えがお)つなぐえひめ大会兼第2回ソーシャルフットボール全国大会(28、29日・愛媛県西条市)に出場する道代表チーム「リベルダージ北海道」(井上誠士郎監督、選手10人)の練習会が1日、すぱーく帯広で行われた。帯広から選ばれた代表選手2人を含むチームが、十勝のチームとの対戦などで強化に打ち込んだ。

 リベルダージは2012年シーズンに発足。道内各地で活動する精神障害者フットサルチームから選抜された選手が全国大会での活躍を目指し、練習会を重ねている。ソーシャルフットボール全国大会では第1回(15年・名古屋市)の予選リーグで、大会準優勝チームに敗れてグループ2位だったが、昨年の第3回エスパルスハートフルカップ(静岡県)では全国の強豪を破って優勝を飾っており、今回の第2回全国大会は「(チームの)レベルが確実に上がってきている。優勝を狙う」(井上監督=札幌・石金病院外来医長)と意気込む。

 今回のチームは札幌市、名寄市、帯広市、石狩管内当別町の男子8人、女子2人の選手で構成。8月から札幌市で練習してきたが、十勝のメンバーが参加できなかったため、帯広に出向いて練習会を開いた。

 帯広の2選手が所属するチーム「アユターレ」(匂坂幸輝監督)のメンバーが対戦相手を務め、守備やセットプレーでの動きなどを3時間鍛えた。アユターレから道代表入りした30代の男性選手は「昨年の静岡県での大会に続いて優勝争いを」、山本亘輝(のぶき)選手(26)は「勝ちたい。ゴールを決めたい」と意欲を語った。同チームにはアユターレの匂坂監督もスタッフとして帯同する。

 リベルダージとアユターレの活動は、北海道精神障害者スポーツサポーターズクラブ、十勝精神障害者スポーツクラブアユターレの各ホームページで紹介している。(横田光俊)

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