芽室にディスクゴルフ場 ルール簡単、車椅子でも
【芽室】町上美生の剣山どさんこ牧(川原弘之牧長)に6月4日、米国発祥のスポーツ「ディスクゴルフ」のコースがオープンする。十勝では初めて。日本ディスクゴルフ協会(本部熊本県)の江原隆夫会長が同日来町し、ディスクゴルフの楽しみ方を教える。
専用のプラスチックディスクをバスケット形のゴールに何投で入れられるかを競うスポーツ。ゴルフと同様、9から18ホールをラウンドする。
1940年代に米国で誕生し、日本には69年に紹介された。毎年8月に世界選手権が開かれるなど、多くの国で親しまれている。ルールが簡単で手軽にできることから、幅広い世代に愛好者がいる。車椅子の人でも楽しめる。
牧場は馬と親しむ施設として定着しているが、牧長の川原さんが「誰でも気軽に遊べる場にしたい」とディスクゴルフに着目。日本協会を通じてゴールなどを購入、事務所周辺の林の中にコースを設けた。
日本協会によると、道内の公認コースは渡島管内八雲町と後志管内ニセコ町の2カ所のみ。6月4日は午後1時から江原会長による講習会を開き、コースについても意見を聞く。
自身も初心者という川原さんは、「ある程度技量が身に付くと、もっと面白くなる。ディスクゴルフで自然と親しんでもらいたい」と話している。
講習会は参加無料で申し込み不要。問い合わせは川原さん(090・2054・7491)へ。(澤村真理子)