最終日も開場前から大行列 冬季アジア大会
冬季アジア札幌大会は23日、明治北海道十勝オーバルでスピードスケート競技の最終日を迎えた。雪が降る中、この日も開場前から約70人が入り口に行列をつくり、女子マススタートに出場する十勝勢の高木菜那選手(日本電産サンキョー-帯南商高出)、高木美帆選手(日体大-帯南商高出)の活躍を直接見ようと競技開始前から熱気に包まれた。
開場時間は4日連続で早まり、この日は予定より1時間10分早い午前10時50分に開場。配られたカイロを手に並んでいた音更町の久野寿雄さん(67)は「4日間来ている。十勝の選手が活躍する姿を見るのは最高です」と話していた。
3種目が行われた最終日は午後1時からの男子1500メートルで始まり、同マススタートで全4日間14種目を締めくくる。女子マススタートは、団体追い抜きを制した高木菜那選手と1500メートル、3000メートルで金メダルを獲得した高木美帆選手が姉妹での表彰台に挑む。
競技第3日の22日は男子1万メートル、同団体追い抜き、女子5000メートルの全3種目で韓国勢が金メダルを独占。十勝勢は出場しなかった。(松村智裕)
◆2017冬季アジア札幌大会について
・2017冬季アジア札幌大会特設ページ-十勝毎日新聞電子版
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