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三味線名人鹿中の高松君 まちマイ鹿追編

「三味線もバスケも両方続ける」と話す高松君

 津軽三味線で日本一に輝いたことのある中学生が町内にいる。鹿追中3年の高松駿丞(しゅんすけ)君(14)。所属する「つがる三味線石黒会」(本部芽室、石黒みゆき会主)が2015年5月青森開催の「日本一決定戦」団体・ねぶたの部で優勝した際、最年少メンバーとして出場した。

 三味線を始めたのは小学3年。町内で民謡会の講師を務める祖父・吉田栄一さん(70)の勧めだった。「当時は三味線がよく分かっていなかったが、音を出す楽しさがあった」。始めて間もなく石黒会に加入、全国大会を経験して「プレッシャーに強くなった」。

 中学では3年間バスケットボールに所属し、主将としてチームを引っ張った。「三味線もバスケもそれぞれのポジションがある。どこか一つが欠けても成り立たないところが似ている」と話し、「高校に進学してもこの2つは続けたい」と意気込む。(村瀬恵理子)

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  • 【まちマイ鹿追】三味線名人鹿中の高松君 2

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