「柏葉高新聞」4年連続最優秀 全国高校総合文化祭
帯広柏葉高校新聞局(仙石洋斗局長、12人)が、全国高校総合文化祭の新聞部門(7月30日~8月3日・広島県)の「全国高校年間紙面審査」で最上位となる最優秀賞(5校)に選ばれた。4年連続の受賞で、多彩な特集や独創的なレイアウトなどが総合的に評価された。
大会は全国の各地区予選を通過した118校が参加。2014年10月から15年9月までに発行した全ての新聞が評価の対象となり、同校は通算17回目の最優秀賞を手にした。
同校新聞局は年4回、「柏葉高新聞」を発行し、全校生徒や取材先に配布。このほか、速報版「とかちばれ」を月2~3回制作し、学校行事や生徒の活躍を取り上げている。
審査対象の一つ「柏葉高新聞 229号」(15年7月発行、24ページ)では、5ページに渡って「戦後70年~太平洋戦争を考える~」など全6本の特集記事を掲載。「戦後70年」では戦時下の十勝のほか、東京や沖縄にも足を運び、幅広く声を拾った。
審査員からは「レイアウトが見事で、読者を引きつける」「課題を採り上げて、特集として意欲的に取り組んでいる」などと高評価を受けた。
仙石局長(2年)は「道内外にも取材に行き、全員で作った新聞が評価されうれしい」と喜ぶ。益原奈緒編集長(同)は「責任を持って素晴らしい紙面を作っていきたい。相手の伝えたいことをしっかり読み取り、記事を書きたい」と意欲を新たにしている。(松田亜弓)