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歌唱王に挑戦中 足寄・堀江誠さん

“歌唱王”に挑戦中。8日に全国準々決勝に挑む堀江さん

 【足寄】町内の飲食店店主で安藤歌謡学院(安藤和憲代表)に通う堀江誠さん(55)が“歌唱王”に挑戦している。民放テレビ局が手掛ける日本一決定戦企画で10月、全道大会を最年長で制覇。8日に北海道代表として東京での全国大会準々決勝に挑む。堀江さんは「感謝の気持ち、恩返しの気持ちを歌に込めたい」と、本戦出場権獲得に向けて意気込んでいる。

 チャレンジしているのは日本テレビ(道内はSTV=札幌テレビ放送)系列の番組「全日本歌唱力選手権 歌唱王」。国内在住であれば誰でも参加できる企画で、ソロ・独唱の表現力を競う。今回で3回目。

 フォークソング世代の堀江さん(上川管内美瑛町出身)は「(全道大会の会場となった)STVホールは道内フォークの登竜門。一度、歌ってみたかった」と一念発起した。足寄町出身の歌手松山千春さんの「ひとりじめ」で、100人を超える応募の中から1次予選の音源審査を突破。同ホールで歌うことのできる10人に選ばれた。

 10月18日の2次予選で3人に絞り込まれ、最後に同局の情報番組「どさんこワイド」の視聴者による電話投票で唯一の北海道代表に選ばれた。投票総数(1万7645票)の4割を超える7574票を集めた。

 堀江さんは専門学校生時代にフォークシンガーに憧れ、ギターの弾き語りなどに明け暮れた。社会人になって音楽から離れたが、5年ほど前に留萌管内羽幌町出身のフォークシンガーみのや雅彦さんのライブで「若かりし頃の夢を思い出した」。3年ほど前に同学院の門をたたいた。

 堀江さんの歌声は「聴く人を心地よく癒やす。語り掛けるような説得力、心に訴える力がある」(安藤代表)という。同学院14人目の全国大会出場者となった堀江さんは、同学院で学んだことで「癖や無駄を省くことができ、伝える技術が高まった」と話す。

 準々決勝に向け、堀江さんは「全道で涙をのんだ人のためにも頑張りたい。応援いただいた7500人の気持ちに応えたい」と健闘を誓っている。準々決勝の模様は午後2時15分からインターネットの「ニコニコ生放送」で中継。スタジオ審査員と共に審査に参加できる。(関根弘貴)


◆全日本歌唱力選手権 歌唱王について
全日本歌唱力選手権 歌唱王-日テレ公式ホームページ

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