自分史完成 中山民俗舞踊道支部の中山会長
中山民俗舞踊北海道支部会長の中山義嘉さん(90)が卒寿と同支部の創立50年を記念し、自分史「強き絆」を発刊した。長年にわたる自身の舞踊活動や、同支部の歩みなどをつづっている。
自分史は90歳の卒寿を迎え、同支部の活動も振り返る良い機会と家族から勧められ、発刊の準備を進めてきた。
舞踊を始めるきっかけとなった先代家元・中山義夫さん(故人)との出会いから、道支部の立ち上げ、ハワイやインドでの海外舞踊活動など自身の歩みと、支部の活動を豊富な写真で紹介している。また、自ら振り付けをした踊りの記録も載せた。
中山さんは現在も週3回舞踊を指導し、「元気のもとは踊ること。踊りは人を明るく楽しくする」と笑顔。「長年、舞踊に関わることができたのは、支部の仲間と家族の理解があったからこそ。これからも声が出る限り、生涯現役で踊りを続けたい」と話す。
「強き絆」はA4判、150ページ。2000円(税込み)。購入希望の同支部会員は各教室に依頼。会員以外の人は中山さんの長女の宮下恵子さん(0155・25・5088)へ。
18日には中山さんの卒寿を祝う「華やぐつどい民謡まつり」(午前11時開演)が帯広市民文化ホール・大ホールで開かれる。入場には当日券(1500円)が必要。(小沼元)
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