149点展示、来場者続々と 中札内北の大地ビエンナーレ開幕
【中札内】絵画の全国公募展「第10回中札内村北の大地ビエンナーレ」(実行委員会主催)が19日、村文化創造センターハーモニーホールで開幕した。北の風景や人々の暮らしを描いた149点が並び、来場者の目を楽しませている。8月16日まで。
大賞を含む入賞9点、佳作47点、入選93点を展示。第2席の中札内美術村賞に輝いた北畑志保さん(帯広)の「雲切れ」(ミクストメディア)、奨励賞(中札内村長賞)を受けた道見榮一さん(中札内)の「大地のめぐみA」(油彩)など地元十勝の作品も展示されている。
初日は開場とともに来場者が続々と訪れ、個性豊かな作品を楽しんだ。釧路市の原友廣さん(64)は「色使いや構図などレベルの高い絵が多く、テーマも共感できる」と話した。
18日午後には同所でオープニングセレモニーが行われ、名誉実行委員長の田村光義村長らが、開催継続と今後、運営方法を見直すことを発表した。展覧会は午前10時~午後5時。高校生以上300円、中学生以下無料。問い合わせは実行委事務局の村教委(0155・67・2929)へ。
(小寺泰介)
◆第10回中札内村北の大地ビエンナーレについて
・第10回 中札内村北の大地ビエンナーレ受賞作品(2015)-中札内村ホームページ