サッカー榊翔太オーストリアのSVホルンに完全移籍
サッカーのオーストリア3部リーグSVホルンのトライアル(入団テスト)に参加していたJ2リーグ・コンサドーレ札幌のFW榊翔太(21)=清水町出身=が合格し、完全移籍することになった。同札幌が14日に発表した。
同チームはサッカー日本代表の本田圭佑(ACミラン)のマネジメント会社が経営権を持ち、本田が実質的なオーナーを務めている。
榊は清水中を卒業後、コンサドーレ札幌U-18入り。札幌西陵高在学中の18歳でトップチームに昇格。天皇杯で1ゴールを挙げた。翌2012年にJ1デビューを果たし、スピードとシュート力を武器に、12試合で2得点、カップ戦でも5試合3得点をマークした。
日本代表でストライカーとして活躍し、札幌でチームメートだった中山雅史氏が引退する際、「榊が印象に残った」と話すなど有望な若手選手に挙げられているが、右足首の手術などもあり、昨季は9試合で無得点、今季も1試合のベンチ入りにとどまっていた。活躍の場を新天地に求め、6月29日から現地で行われていたSVホルンのテストを受けていた。
榊は「ユースから約6年半、コンサドーレ札幌にお世話になり、シーズン中にチームを離れてしまうことを考えると、非常に悩んだ。自分がもっと成長したいという気持ちを持って今回トライアウトに参加してきた。チーム関係者や関わってくれた人たちへの感謝を忘れず、活躍する姿で恩返しできれば」とコメントした。
HONDA ESTILOオーナー本田圭佑のコメント スピードがあり相手にとって脅威となる選手。まだまだ成長できるポテンシャルがあり、優勝を目指すわれわれのパワーになってくれると確信している。
◆榊翔太選手移籍について
・榊翔太選手 SVホルン(オーストリア3部) 完全移籍のお知らせ-コンサドーレ札幌公式ホームページ