赤ちゃん誕生など新顔続々 おびひろ動物園
おびひろ動物園(高橋利夫園長)で、アカカンガルーなど動物の赤ちゃん誕生が相次いでいる。愛知県から新たにマンドリルも1頭も仲間入りし、夏本番を前にニューフェースたちが愛らしい姿で来園者を楽しませている。
カンガルー舎では、アカカンガルーの赤ちゃん2頭が5月2日と6月1日に生まれた(カンガルーの生年月日は親の袋から顔を出した日)。2頭は袋の中から小さな顔を見せ、時折、袋から落ちてしまい急いで袋によじ登る姿など愛らしい姿を見せている。順調に育っており、担当飼育員の河瀬浩章さんは「袋に入っているのは8カ月ほど。2頭ともあと半年くらいで袋から出てくる」と話す。
今月に入ってからはニホンザルの赤ちゃんも2頭誕生(17日と22日)。お母さんザルの腕の中にいる様子を見ることができる。
新たに同園の一員となったマンドリルは「サラサ」(雌、7歳)で、愛知県の日本モンキーセンターから23日に到着した。無事、搬入作業が終わり、現在は落ち着いた様子で食欲も旺盛という。同園で現在飼育している「キーボー」(雄、11歳)とのペアリングを目指す。
さらに、7月下旬にはチンパンジーも仲間入りする予定だ。サラサの一般公開日は未定で、決まり次第、同園のホームページで知らせる。(松田亜弓)
◆おびひろ動物園について
・おびひろ動物園-公式ホームページ
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