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春目指し1790人が挑む 公立高校一般入試

最初の試験科目の国語の解答用紙に名前を書く受験生(4日午前9時20分ごろ、帯広緑陽高校。金野和彦撮影)

 2015年度の公立高校一般入試が4日、道内一斉に行われ、十勝管内でも雪が降る中、受験生が続々と志望校を訪れた。推薦・連携型入試内定者を除く全日制・定時制の実募集定員1887人に対し、受験生約1790人が試験に臨んだ。

 2月27日に発表された最終出願状況(同24日現在)では、管内全日制は実募集数1847人に対し1971人が出願(倍率1・1倍)。市内普通科の倍率は帯広柏葉1・1倍、帯広三条1・3倍、帯広緑陽1・4倍。定時制は実募集人員40人に対して17人が出願している。

 市内普通科で最高倍率となった帯広緑陽(広海拓校長)では、実募集数128人に対し176人が出願。午前7時半ごろから受験生が続々と訪れ、5会場に分かれて試験を受けた。午前9時20分に国語の解答用紙と問題用紙が配布され、机の上に複数の鉛筆やシャープペンを用意した受験生は、真剣な表情で問題に向かった。

 十勝毎日新聞社の調べによると、全日制の欠席者は197人。正午現在、開始時間の遅れなどは報告されていない。

 一部高校では5日に面接試験が行われる。合格発表は17日午前10時。(澤村真理子)

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