高橋氏、佐藤氏“前哨戦” 道知事選控え十勝入り
道知事選(3月26日告示、4月12日投開票)に出馬表明している現職の高橋はるみ氏(61)と、フリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)が1日午前、相次いで来勝した。連携する国会議員の後援会や支援組織の集会に参加し、集まった人々に自身の政策や道政への思いを訴えた。候補予定者2人による知事選の“前哨戦”に、十勝でも選挙ムードが急速に高まり始めた。(統一地方選取材班)
「強い意志で4選」高橋氏
高橋氏は午前10時半、幕別町の十勝幕別温泉グランヴィリオホテルで開かれた中川郁子衆院議員十勝連合後援会(矢野征男会長)の総会に出席。知事選に向けた同後援会の推薦状を矢野会長から受け取った。
来賓であいさつに立った高橋氏は「4選目という道政史上例がない知事選に挑戦する覚悟を決めた。道議選は帯広市区、十勝区ともに厳しい選挙と聞くが、私も皆さんと心を合わせてみんなで勝ち上がる強い意志で頑張りたい。ご支援、ご支持をお願いしたい」と呼び掛けた。自民党公認の道議選候補予定者を「同士」と呼んで握手を交わした。中川氏は「推薦したからには十勝でしっかりと素晴らしい得票を知事にプレゼントしたい」と約束した。
「北海道豊かに」佐藤氏
佐藤氏は午前11時から帯広市内の中央公園北側広場で開かれた連合十勝の春闘と統一地方選に関する総決起集会に参加し、「心を1つにスクラムを組み、北海道を豊かにしよう」と支援を呼び掛けた。連合北海道の推薦決定後、佐藤氏が十勝入りするのは初。
佐藤氏は、北海道は疲弊し停滞しているとし、「やる気がある人はいるのに、北海道の資源を生かす企画がなかった」と高橋知事を批判。その上で、「今変えないといけない。私が生み出した企画を実践したい。北海道は必ずもっと豊かになる」と呼び掛けた。
その後、「よろしく」「頑張ろう」と声を掛けながら、1人ひとりと握手を交わし、支援を訴えた。
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