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強風に負けず28台滑走 忠類ナウマンそり大会

趣向を凝らしたそりと仮装で会場を沸かせた参加者(15日午前11時50分、折原徹也撮影)

 【幕別】第32回忠類ナウマン全道そり大会(実行委員会主催)が15日午前11時から忠類白銀台スキー場特設コースで開かれた。趣向を凝らした段ボール製のそり28台が参加し、強風に負けず元気に滑走した。

 旧忠類村時代から続く恒例行事。町内のほか帯広、札幌、神奈川など、昨年より11台多い参加となった。1回の滑りでスピード賞とグッドデザイン賞の2部門を競った。

 アニメ「アナと雪の女王」や、開業が近づいた北海道新幹線を題材にしたもの、帯広広尾自動車道の忠類インターチェンジ開通を祝ったそりなどが、次々と200メートル余りのコースを滑走。スキー場のリフトが運転を停止するほどの強風の中、ふんどし姿の選手や、大破したそりを押してゴールする光景に、場内から大きな声援が送られた。

 動物園をテーマにお面をかぶって友人と9人で出場した木幡祐衣香さん(忠類小4年)は「順調に滑ることができて楽しかった」と笑顔だった。(佐藤いづみ)

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