モチモチ食感味わって セイコーマートが道産小麦パン発売
コンビニエンスストア大手のセイコーマート(本社札幌)は26日から、一部店舗で道内産小麦を原料にしたパンの販売を開始した。これまで外国産小麦を使っていたが、道内産に切り替えることで安全性をよりアピールする。
販売するのは道内1068店舗のうち、店内にパンを焼く設備のある97店舗で、十勝管内では8店舗。メロンパンなど10種類で原料を切り替える。
使用する小麦は道内産「ゆめちから」で、同社では年間約50トンの利用を見込む。円安の進行で道内産と国産の価格差が縮まったこともあり、販売価格は変更しない。
帯広市内のセイコーマート帯広電信通店(大通南6)ではソーセージパン(198円)やバターパン(102円)など6~8種類を扱う。26日は2回に分けてオーブンで焼き上げた。同店の山野美咲店長は「生地がモチモチしておいしい。ぜひ味わって欲しい」とPRしていた。
同社では昨年、玉うどんなど、うどん商品でも原料に道内産小麦を導入している。同社広報では「今後も道内産食材を積極的に採用していきたい」と話している。取扱店は同社ホームページで確認できる。(長田純一)
◆セイコーマートについて
・セイコーマート-公式ホームページ